アスパラガスのシーズン到来
2010年5月12日の新聞「Daily Mail」で面白い記事があったのでご紹介します。
イギリスでは今の時期、4月中旬から8週間にわたってアスパラガスの旬の季節となります。
中でもウースターシャー(Worcestershire)のイブシャムの谷(Vale of Evesham)は
北ヨーロッパ最大のアスパラガスの生産地で、その歴史は200年にもわたります。
また、ウースターシャーは第25回英国アスパラガスフェスティバルの主催地でもあります。
その生産地で、安売りで有名な英国最大のスーパーマーケットTWSCO(テスコ)が
6000マイル離れたペルーからアスパラガスの輸入をし、生産地で販売していることで
現地の生産者との間で確執が表面化しています。
「イギリスの気候下では生産できないバナナやオレンジやパイナップルのような
果物や野菜であれば理解できるし、旬の季節以外の輸入であれば理解できる」
「旬の季節である今の時期に遠いペルーから、安いとはいえ味の劣る
アスパラガスをわざわざ輸入する必要があるのか」
「それよりもテスコは現地の生産者を支援すべきである」
というのが現地の声です。
まあ当然といえば当然の意見ですよね。
ちなみにペルーでは麻薬の一種であるコカインの生産が盛んでしたが、
1990年頃に米国がコカインからアスパラガスへ生産を転換させた経緯があります。
今日ではペルーの輸出量は12万トンにもなります。
私もペルー産とイギリス産のアスパラガスの食べ比べをしてみました。

見た目では、イギリス産の方がペルー産と比べてかなり太いです。
味はペルー産は苦味があり、イギリス産は柔らかな甘みがあります。
断然イギリス産の方が美味しいです。
値段差を考慮しても、断然イギリス産アスパラガスを選ぶべき!
というのが私の感想です。
ちなみに今回ご紹介したのはグリーンアスパラガスですが、
この時期ドイツ等の大陸で採れるホワイトアスパラガスも絶品ですよ!
イギリスではなかなか入手できないのが残念です。
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2010年5月17日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:グルメ
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